ワーキングガール・ウォーズ
ワーキングガール・ウォーズ
2004年10月22日 新潮社 定価1,400円+税
ISBN4-10-471101-2
女性係長として有名企業の企画課初の女性係長として墨田翔子は、独身バツなし、37歳。ただただ一生懸命働いてきただけなのに、いつの間にやらお局様と呼ばれ、部下の女の子からうっとうしがられる存在に。使えない上司や、甘えてばかりの部下への鬱憤を抱えながら、今日も中間管理職として神経をすり減らし職務を全うしていた。それなりにうまくやってきたつもりなのに、いつの間にやら職場のいじめ問題に巻き込まれ……。

ミステリーとしても、十分面白く読めますが、なんと言っても、この小説の最大の読みどころは、働く女性の心理が本当に「なんでこんなにわかっちゃうの?!」というぐらいクリアに描かれていること。小説新潮連載中から、新潮社の女性社員の間で話題沸騰、「ねぇ、今月の柴田さんの新作、読んだ?」というのが挨拶代わりになっていたほどです。「ブリジット・ジョーンズ」よりはリアリストだけど、「Sex and the City」ほどなりふり構わず生きたくない!という方には、絶対の自信を持ってお奨めします。
同僚や部下、そして上司の女性が何を考え、何に悩んでいるか、ちょっと覗いてみたいという男性も、絶対読むべき一冊です!
(文責:担当G)
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