象牙色の眠り
象牙色の眠り
2003年5月10日 文春文庫 定価552円+税
ISBN4-16-720310-3
あわくまどろむような京都の邸宅街で突如おこった殺人事件。事件の舞台となった屋敷には、美しい未亡人と十六歳になるその私生児、前妻の生んだ長男と長女が富豪の遺産で暮らしている。事件のせいで二人の家政婦も平和な日常をやぶられてんやわんや。その一人、瑞恵の目をとおして見るこの家の人々は、それぞれに無関心、家族の絆もないが不仲でもなく、恐ろしい殺され方をするようには思えない。サスペンスに幾重もの謎ときをともない、やがて迎える結末とは?。これまでの柴田作品からは想像できないストーリー展開が反響をよんだ意欲作。
解説:法月綸太郎(文責:文春文庫部:F.H)
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